ZEON Clinic GINZA コミュニケーションデザイン
May 2023 - Oct 2024
ZEON Clinic GINZAのWebサイト制作に加え、開院チラシ、facebook広告、SNS投稿テンプレート、院内で使用するカウンセリングツールやチェックリスト、ショップカードなどのコミュニケーションツールを継続して担当いたしました。
Cliant
ゼオンクリニック
My Role
情報収集・リサーチ、目的設定、情報設計、構成作成、アートディレクション/グラフィックデザイン
The Team
プロダクトオーナー(1)
Background
制作背景
ZEON Clinic GINZAの開院後、継続してデザインを担当する中で、必要になったツールをその都度制作していきました。最初の案件は開院チラシで、その後運営の中で必要となった広告バナー、SNS、院内カウンセリングツールやチェックリスト、オンラインショップカードなど、依頼内容は多岐にわたりました。
Process & Solution
考えたことと行ったこと
制作物によって目的や見る人、使われる場面が違うため、ZEON Clinic GINZAの印象を保ちつつ、それぞれに合った伝え方を考えるようにしていました。
1. 開院チラシからZEON Clinicのトーンを探る
・依頼を受けた時
まずこの依頼が初めての最初の案件であり、すでに別のデザイナーが作成してくださったロゴとベースカラーがあったのですが、ZEON Clinicのトーンがそこまで固まった状態ではありませんでした。
また制作にあたり先方から受け取ったものは完成した構成ではなく、掲載したい要素のリストだったため、そこから見せ方を考えていく必要がありました。
・調査とヒアリング
ヒアリング前に他社の脱毛クリニックやサロンを調査し、参考デザインと確認したいことを整理していくと、男性向け脱毛のビジュアル表現にも「中性的に見せる」と「男らしさを強く出す」ものがありました。
ヒアリングの際にはどちらの見せ方がいいかはっきりは決まらなかったのですが、情報の見せ方の方向性は参考に出したデザインから、余白感やすっきりした雰囲気で進むことになりました。

・デザインでの情報の優先順位
いただいた掲載要素をもとにデザインを進める中で、何を優先してみせるか検討、新規開院で周辺に配布するチラシなのでまず「OPENしたこと」と「どこにあるのか」を伝えることが一番なのではと感じました。
その一方で、価格の優先度も高いので、表紙で価格を見せるデザインも制作してみましたが、価格を強く出すとZEON Clinicの見せたい雰囲気から離れると考えました。

・2つの方向でデザインを提示
余白感やすっきりした構成をベースにして、A案では「中性的」、B案では「男らしさ」というビジュアルイメージの異なる2案を制作。最近の他社脱毛クリニックの傾向や、中性的も良いと言うヒアリング内容、ZEON Clinicの院内雰囲気、女性が見る可能性のある場面でも使いやすそうなことから、自身ではA案をおすすめにしました。
・裏面でも「何を伝えるか」を考える
いただいた情報から「麻酔科医監修」、「最新のレーザー機器」、「完全個室」、「男性看護婦がいる」ことはZEON Clinicの特徴なのではと考えて掲載をしてみて、自分の認識だけでなく、これがZEON Clinicの特徴として据えてよいか先方にも確認し進めて行きました。

完成デザイン

2. ZEON Clinicのトーンをさまざまな制作物へ広げる
開院チラシをはじまりとして、その後Webなどにも繋がっていったZEON Clinicの見せ方をさまざまな制作物へ展開して行きました。
ご来院時チェックリスト

お友達紹介カード / オンラインショップ案内カード

販促リーフレット

3. 広告では、目的から「どう伝えるか」を考える
Facebook広告バナーの制作にあたって、先方からは以下のような目的やテーマが与えられました。
- 脱毛もしくはマシン訴求を行いたい
- 院長の顔を出して信頼感を伝えたい
- 季節のキャンペーンを行いたいなど
そこから切り口を考え、キャッチコピーとビジュアルに落とし込んでいきました。
例えば脱毛なら、サウナや夏、水着などの場面からコピーを考えることや、ビジュアルも、ZEON Clinicの基本のトーンやコピーに合わせた表現、LPに遷移する場合はLPと合わせたトーンなど、目的によって変更して行きました。
制作デザイン


4. 専門的な情報を、患者さんが理解できる形にする
脱毛カウンセリングツールについては、既存資料とプロダクトオーナーがスタッフから集めた情報をもとに整理し、患者さんが理解しやすいと思う順番に組み直し、内容に合わせて伝え方を変更していきました。
脱毛の仕組みを図解にする

機器の違いを比較表にする

予約やキャンセルのルールを整理する

5. 見る人と、実際に作る人の両方を考える
instagramの投稿に関しては、すでに看護師さん自身が、Canvaで制作し投稿をしてくださっていたのですが、ZEON Clinicのトーンと合っていないという課題がありました。
・看護師さんへのヒアリング
今後も看護師さん自身で運用していくことを前提に、実際に投稿をしている方へCanvaをどの程度使えるのか、現在どのように投稿を行なっているか、今後どんな投稿を行う予定かなどのヒアリングを行いました。
・ZEON Clinicのトーンで作れるCanvaのテンプレートを制作
ヒアリング内容をもとにZEON Clinicのトーンを保ちながら、看護師さん自身で投稿できるCanvaテンプレートを制作いたしました。
・複数の作例の用意
知識系の投稿は内容によっては写真や、イラスト、情報量が変わることがあります。そのため1つの形に固定するのではなく、実際に想定されるテーマを使って複数の作例を作り、そのほかにも写真を使ったパターンなども用意をしてみました。
以下は画像はinstagramに当てはめた形を想定したものになります。

また納品して終わりではなく、どの部分のイラストを入れ替えるか、どんなイラストが投稿上目に止まりやすいか、素材を探す場所なども共有し、看護師さん自身で調整と展開ができるようにいたしました。

